今からでも五輪中止を !

今日21日、東京都内の陽性者は1979人。

 

政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は、8月第1週には約3000人になる見通しを示しており、日々増加する状況に、五輪への不安が募るばかりです。

 

「五輪中止を求める署名」は短期間に60万筆にも達し、19日に報じられた世論調査でも「不安を感じている」87%(東京)、「安全・安心の大会はできない」68%(朝日)開催反対55%(朝日)など五輪開催に、国民は不安や懸念を抱いています。

 

米国立衛生研究所のフランシス・コリンズ所長は、東京五輪が新型コロナウイルスのスーパースプレッダー(強力な感染源)イベントになる可能性を「誰もが懸念している」と語っており、多くの専門家も警鐘を鳴らしています。

 

過去最悪の感染状況の中で、五輪を開催する意義は全く見あたりません。

 

コロナ感染対策は「五輪中止」が一番の対策であり、ワクチンの安定供給とともに、大規模PCR検査、事業者・医療機関への迅速な補償、国民への生活支援こそ最優先に取り組むことではないでしょうか。