新型コロナ感染拡大深刻さを増す中での74回目の憲法記念日。
菅政権に求められているのは、改憲への先走りではなく、憲法を生かした政治を進めているのかどうかです。
![コロナウィルスの変異](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=291x1024:format=png/path/sdc2153a2b80bdc68/image/i8e0dad13657bb3e8/version/1623588035/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%A4%89%E7%95%B0.png)
コロナ感染第4波は深刻です。国立感染研究所は、感染力が強い変異した新型コロナウイルスは、関西ではすでに全体の8割を占め、東京など1都3県でも5月には全体の8割以上が従来のウイルスと置き換わると指摘しています。
医療現場からは「重症化へのスピードが速く、基礎疾患のない40代から50代の患者が重症化する場合もある」などの報告がされています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=370x1024:format=jpg/path/sdc2153a2b80bdc68/image/i8c5bbffb5831e6bb/version/1620047635/image.jpg)
憲法25条は、生存権の保障、社会保障・公衆衛生増進を謳っており、政府はこの立場に立って、PCR検査の大規模検査の実施や医療体制整備などの責任を果たすことが求められています。
オリンピック・パラリンピックの開催どころではありません。